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宇宙データオンデマンド
省電力が必須の衛星内で、素早く、正確に衛星データを処理する衛星エッジコンピューティング技術。必要なデータのみを準リアルタイムに地上へ届け、観測データのオンデマンド提供を目指します。

概要

狙い
衛星側でAI・高次処理を行い、地上へ送るデータ量と時間を削減。

強み
低電力環境でもL2処理、エラー対策、移動物体検知を実現。

価値
防衛・安全保障、物流、災害対応などでリアルタイム性の高いサービスを支援。

Raw Data から L1 Data、L2 Data、AI処理後の最終出力までを衛星内で処理する流れ

代表図:Raw Data から L1 Data、L2 Data、AI処理後の最終出力までを衛星内で処理する流れ。

技術ポイント

  • 衛星内L2高次処理:低軌道SAR衛星内で準リアルタイム、10分以内の処理を目指す。
  • 低電力処理:従来の衛星向けプロセッサ処理に対し、約1/3の20WでL2処理まで実現。
  • FRSORA技術:分散処理によるソフトエラー対策で演算時間を確保し、エラー発生確率を大幅低減。
  • 移動物体検知:プッシュブルーム方式光学センサーのRGB撮像タイミング差を利用し、微小ターゲットも検出。

処理フロー

観測衛星内L1処理L2物理量生成AI解析必要データ配信

撮影条件や衛星固有条件の差異を補正することで、衛星間で共通AIを利用しやすくします。結果として、洋上風速、海流速度、波高、地表面反射率、土壌水分、斜面補正などの利用価値を高めます。

想定適用

広域・高頻度観測が必要な防災、海洋監視、インフラ点検、物流、国防領域で、撮像から解析・配信までの時間を短縮し、現場判断につながるデータ提供を目指します。