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プライベート環境でセキュアに利用可能なエンタープライズ向け大規模言語モデル(以下 LLM)「Takane」
Takaneの価値
高い日本語処理能力
世界最高レベルの高い日本語処理能力を発揮します。高精度でカスタマイズしやすいCohere Commandシリーズをベースに、富士通が独自に日本語の追加学習を行い日本語処理能力を強化しました。
お客様のセキュアな環境で利用可能
金融や官公庁、R&D部門など、高度なセキュリティを必要とするお客様向けにプライベート環境での利用が可能です。機密性の高い業務データを安全に生成AIに活用可能です。
お客様の要件に合わせたチューニングが可能
汎用型LLMでは難しい企業・組織固有のデータでのファインチューニングが可能なLLMです。お客様のお持ちの信頼できる業務データを使用して、お客様の業務向けにカスタマイズできます。また、世界トップクラスのRAG技術を使ったお客様業務への最適化が可能です。
少ないインフラリソースで高い性能を発揮
NVIDIA H100使用時、GPT-4o比にて、たった1/8のリソースで動作可能です。最小のインフラ投資で最大のパフォーマンスを発揮します。(出展:https://cohere.com/blog/command-a)
ユースケース
Takaneは、顧客の個人情報を扱う金融業界、設計や開発など秘匿性の高いデータを扱う製造業、機密性の高いデータを扱う安全保障分野など、データ漏洩の懸念からパブリックな生成AIサービスの利用が難しい業務でも安心して活用できます。
ユースケース例1 サポート業務の効率化
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サポート業務において、トラブル対応履歴や仕様書/ソースコードなどの機密データを活用し、顧客へ素早く回答します。
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FAQにたどり着けない、FAQでヒットしないケースでも、チャットボット(対話xロボット)で自己解決率を高めます。
ユースケース例2 時系列に沿った患者情報の見える化
電子カルテ等の膨大な医療情報を対象に、Takaneを用いて重症度/病型分類やバイタル情報等の患者情報のデータ抽出及び時系列に沿った患者情報の見える化を実現します。
時系列に沿った:電子カルテ上では「翌朝症状あり」と記録されている場合でも、Takaneを用いて前後の文脈や入院日の記載から相対的に日付を特定し構造化するため、日付を用いた時系列順の患者情報をツール上で出力できるようになります。
製品体系
Takaneは、Fujitsu Generative AI for Cohereを通じてご提供します。
大規模モデルに加えて、稼働に必要となるインフラ要件のダウンサイジングを実現した軽量かつ高速処理のモデルもご提供しています。
製品ラインナップ一覧
Takaneの利用方法
Takaneは3つの形態でご利用可能です。お客様に最適なソリューションを選択ください。
高機密性情報を扱える3つの生成AIソリューション
Takaneの共同開発について
Takaneは、Cohere Inc.と共同開発しています。両社が持つ技術を統合することで、企業の多様で大量のデータの取り扱いが可能となります。企業の様々な利用シーンやユースケースにおいて、生成AIによる新たな価値を提供します。