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マルチカメラトラッキング
複数のカメラ映像を統合して、人物を途切れることなくリアルタイムで追跡
監視精度向上、コスト削減、 異常事態の早期発見を目指します

防犯・セキュリティ分野の課題

Multi-Camera_Tracking_01
空港、駅、商業施設などの公共の空間には、防犯カメラが多数設置されていますが、映像確認は主に目視のため、見逃すリスクや人件費などが課題となっています。
従来のAIによる映像解析では、各カメラの映像中における人物の見え方の違いによって、複数のカメラをまたいだ追跡や、遮蔽物による途切れ、類似した服装の人物の識別が困難等、課題があります。

マルチカメラトラッキング技術による解決策

Multi-Camera_Tracking_02
独自のアルゴリズムで複数のカメラ映像を統合し、人物を途切れることなく追跡します。
柱や壁に隠れたり、複数人が重なるような場面でも、人物の特徴量を時系列で比較することで、リアルタイムで高精度な追跡が可能となります。
本技術によりAIを活用したリレー監視・リレー捜査が実現できます。

マルチカメラトラッキングがもたらす価値

  1. 高精度な人物追跡
    • 従来技術では困難だった、遮蔽物や複数人物の重なりがあっても、人物を途切れることなく追跡できます。
  2. 広範囲な監視
    • 複数のカメラ映像を統合することで、広範囲にわたる人物追跡を実現します。
  3. コスト削減
    • 目視による監視の軽減により、人件費を削減します。
  4. 迅速な対応
    • リアルタイム処理により、迅速な対応を可能にします。
     本技術は、 セキュリティ・防犯監視以外でも、 人物の見守りや、サービスのパーソナライズ、エンターテインメントなど、様々な分野での活用が期待できます。PoC の実施など、お気軽にお問い合わせください。

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技術概要

ターゲット業界・ユーザー

  • 空港や駅、工場での防犯・セキュリティ
  • 商業施設、イベント会場での人流解析
  • 住宅環境のパーソナライズ

ターゲット業界・業務の課題

 監視カメラは防犯・セキュリティ用途で重要な役割を果たしています。
 しかし、多数の人が映っている監視カメラの映像の中から、特定の人物を探したり、複数のカメラ映像に跨がって、特定の人物を肉眼で追い続けるのは困難です。
 また、多数の監視カメラを監視するには複数人で監視する必要があり、コスト面でも大きな課題があります。

技術課題

 従来の人物トラッキングでは、それぞれのカメラからの見え方の差異により、複数のカメラ間で同一人物の突合せが失敗しトラッキングが途切れてしまうことや、一時的に物陰に隠れたり、人の動きが交差したりする場合に、同一人物として追跡するのも困難でした。

マルチカメラトラッキングがもたらす価値(詳細)

トラッキング精度の向上や、人手による監視負荷の軽減、監視コストの削減が可能になります。

富士通の技術優位性

 複数カメラのトラッキングにおいて、カメラ毎の人物の無得方の違いにロバストな人物再同定技術を組み合わせることにより、高精度な複数カメラのトラッキングが可能となり、人物トラッキングのベンチマークで世界No1の精度を実現しました。
※ Multiple Object Tracking Benchmark No.1(MOT-17,2023.3, MOT-20,2023.10)

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