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Data e-TRUSTの活用事例

人材マッチングで個人のキャリア・スキル情報の信頼性を担保する、
サプライチェーンでの取引の証跡を改ざん不能な形で管理する、
データを配布した後もアクセス権限を細かく管理し、秘匿性を維持しつつ
必要な情報のみを共有する、など。
詳細は事例・ユースケースをご覧ください。
最新技術を今すぐ体験

データのアクセス制御、電子証明書の発行、改ざん不能な証跡管理など
貴社の業務課題解決や新たなアイデア創出に向けてご利用ください。
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商品版のご紹介
安心安全で自由なデータ流通を実現
Fujitsu Computing as a Service Data e-TRUST はこちらから > https://www.fujitsu.com/jp/services/caas/data-e-trust/
技術概要
本サイトのData e-TRUSTは、富士通研究所発の技術であるIDYX(1),CDL(2)を搭載した富士通の製品「Fujitsu Computing as a Service Data e-TRUST」を、お手軽に試していただけるものです。 安心安全なデータ流通を行うためのトラスト機能群を提供します。
例えば、
- 製品の紹介資料だけでは、実際自分たちの役に立つのかわからない
- まだ企画段階で予算がつかないが、実現性の確認はしておきたい
などということはありませんか? このような場合に、相談しながら、小規模な実証実験を行うことも可能です。 ここでお試しいただいた後、更に大規模/精緻な実証実験が必要になった場合や、実サービスの開発を行う場合は、 当社製品版担当者と連携したスムーズな製品版への移行が可能です。
(1)IDentitY eXchange:活用するデータが正しい情報であり、かつ改ざんされていないことを保証することのできる当社技術
(2)Chain Data Lineage: ハッシュチェーン台帳技術により個人や企業間の取引や活動履歴を一元管理可能な当社技術
【注意点】 本Fujitsu Research Portalで提供するData e-TRUSTの機能は、Fujitsu CaaS Data e-TRUSTで(有償)提供されるサービスと一部仕様が異なる場合があります。主な差分は下記の通りです。但し、差分がこの限りであることを保証するものではありません。
- 可用性、性能・拡張性および運用性など、非機能面での差異があります
- クライアント通知機能は、Fujitsu Research Portalでは使用できません
- サービス運用者ロールは、Fujitsu Research Portalでは使用できません
- 「アプリ開発用API」(サブスクリプションキーを用いたアクセス)は、Fujitsu Research Portalでのみ使用でき、Fujitsu CaaS Data e-TRUSTサービスでは使用できません
ターゲット業界・ユーザー
教育・人材(スキル証明)、製造業(バリューチェーン管理)、メディア(コンテンツ権利管理、2次利用、電子署名)
ターゲット業界・業務の課題
- サプライチェーン管理などに活用するため、複数の人や企業/組織間でデータ共有を行いたいが、データや相手毎に開示/非開示がまちまちで、複雑
- 人/企業/組織間で共有するデータの真正性を担保したい
- 人/企業/組織間でやり取りされる一連の取引や活動(例えばバリューチェーン管理など)を可視化したい
技術課題
- 人/企業/組織毎のデータを秘匿管理しながら、一方で、データや情報毎にきめ細かいアクセス管理して、必要な情報は共有しなければならない
- 人/企業/組織がやり取りする様々なデータに対して、第三者が真正性を保証するための仕組みが必要である
- 取引中に人/企業/組織間で発生した一連の活動を管理し、容易に可視化する必要がある
解決策
IDYX(IDentitY eXchange)、CDL(Chain Data Lineage )、分散DB連携の3つのキーテクノロジーを使って以下の機能を実現します。
- 各社のデータを秘匿管理し、企業間でのデータ連携をコントロールできる
- 様々な情報を電子証明書化することで第三者が真正性を保証し、流通・活用できる
- 様々な取引の証跡を、改ざん不能な形で管理できる
富士通の技術優位性
個人や個社がデータを管理する権利を持ちつつ、同意管理やアクセス制御も可能にします。
Data e-TRUSTがもたらす価値(詳細)
- Trusted Data Hub: ヒト、組織、企業をまたがるデータ連携を可能にし、個人/組織の同意やアクセス制御などのガバナンスを提供
- Digital Proof: ヒト、組織、企業を認証するための様々なデジタル証明書を提供
- Digital Footprint: ヒト、組織、企業でやり取りされる取引や活動の証跡を紐づけて管理、バリューチェーンやカスタマージャーニーを可視化
利用シーン
事例・ユースケース
長瀬産業様(プレスリリース:2022年10月 https://pr.fujitsu.com/jp/news/2022/10/17.html )
【課題】
- 企業間でのアナログなドキュメント管理で手間暇がかかる
- 化学品ドキュメントの送付・受領・保管が組織的に管理できていないと事故や法令リスクが高まってしまう
【ソリューション】
- 長瀬産業様の化学品ドキュメント管理SaaS「DocuValue」でアナログな企業間手続きをDX化!
- データ流通基盤としてData e-TRUSTを用いることで、取引関係に繋がる利用企業間の配付情報は秘匿化管理しつつ、エビデンスとして必要な情報は権限のあるプレイヤのみ開示
関西学院大学様(参考: https://www.nttdata-strategy.com/assets/pdf/info/trusted_webR3_koubo/saitaku_doc03.pdf )
【課題】
- 企業間でのアナログなドキュメント管理で手間暇がかかる
- 化学品ドキュメントの送付・受領・保管が組織的に管理できていないと事故や法令リスクが高まってしまう
【ソリューション】
- 長瀬産業様の化学品ドキュメント管理SaaS「DocuValue」でアナログな企業間手続きをDX化!
- データ流通基盤としてData e-TRUSTを用いることで、取引関係に繋がる利用企業間の配付情報は秘匿化管理しつつ、エビデンスとして必要な情報は権限のあるプレイヤのみ開示
帝国データバンク様 (プレスリリース: 2022年11月https://pr.fujitsu.com/jp/news/2022/11/9.html )
【課題】
- デジタル文書の真正性証明には電子証明やパスワードがあるものの、作成者個人の証明や改ざん防止は可能でも、企業・組織が発行した文書である証明ができない
【ソリューション】
- ファイル共有サービスBOXのバックエンドでData e-TRUSTが動作し、帝国データバンク様の法人認証データと連携して、信頼できる第三者が証明するA社のeシールを付与
- eシールにより、デジタル文書の受信企業(B社)が発行企業(A社)に関する法人認証データを検証することで、文書の作成者が確かにA社であることを確認でき、安心安全なデジタル文書の受け渡しを実現
技術お試し
- API:APIのお試し
- PoCの実施も可能です
関連情報
プレスリリース
- 2022年3月31日 富士通と帝国データバンク、国内初となる“「日本版eシール」の社会実装に向けた実証実験”を開始
- 2022年9月16日 (関西学院大学様プレスリリース)富士通Japanとの実証実験を開始 学修情報の証明と流通を目指す
- 2022年10月17日 高度なデータセキュリティを提供する「CaaS」のトラスト機能群により、業種を超えた安心安全なデータ流通を加速
- 2022年11月9日 富士通と帝国データバンク、「日本版eシール」の社会実装に向けた実証実験結果の報告書を公表
ドキュメント
資料名 | 説明 |
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Data e-TRUST機能説明書 | 本サービスの概要と主な機能、本サービスを利用する上で理解する必要がある情報を記載した資料です。 |
APIリファレンスマニュアル | Web APIを利用する際の詳細リファレンスを記載した資料です。HTML形式で記述されています。 |
APIリファレンスマニュアル:別冊 | APIリファレンスマニュアルを補完する資料です。APIリファレンスと併せてご確認ください。 |
メッセージ集 | Web APIを利用する際のメッセージ内容および対処方法を記載した資料です。 |
注意事項・制限事項 | Data e-TRUSTを利用する上での注意事項、および制限事項を記載した資料です。 |
API APIのお試しはこちら