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キーワードマスク機能

キーワードマスク機能を使うと、読み込ませたドキュメントの中に含まれるキーワードスタッフィング(キーワードの詰め込み)を検出・マスクします。 キーワードスタッフィングは、キーワードの羅列によって情報(=回答の際に参照するチャンク)の検索ランキングを不当に高める検索汚染です。これにより、攻撃者が意図した回答や、不正確な回答が生成されてしまいます。 本機能により、攻撃意図のあるキーワードスタッフィングに加え、自然発生的なキーワードの羅列(目次や索引)を無効化し、生成AIの回答を安全かつ正確なものにします。

ご利用方法

ドキュメント登録時に Keyword Mask 機能を選択

ドキュメント管理機能を用いて retriever を作成する際に、本機能を適用するかを選択します。

「Create retriever」から「Create new retriever」を選択し、「Keyword Mask」ラジオボタンにチェックします。その上で「Upload File」ボタンを押すと、Keyword Mask 機能が適用された retriever が構成されます。

(「Create retriever」または「Create new retriever」未選択時は、Keyword Mask 機能を利用することはできません。)

retriever に Keyword Mask 機能が適用されているかを確認するには、retriever 一覧を参照します。マスクアイコンは、該当 retriever に Keyword Mask 機能が適用されていることを表します。

チャット作成時に Keyword Mask が適用された retriever を選択

チャット作成時に、本機能が適用された retriever を選択すると、Keyword Mask が適用されたドキュメント参照チャットを作成できます。

Keyword Mask 適用の有無により、LLMの回答がどのように変化するかを体感してみてください。